私はこの7年、花見川区で子どもボランティアの活動に力を入れてきました。子どもボランティアは、発達障害や、コミュニケーションを取れない子どもたち、人との関わりが著しく苦手な子どもたちのサポートをします。https://npocruxeducations.wixsite.com/crux
例えば、全く友だちとコミュニケーションが取れないお子さんを幼稚園の集団の中に入れても、友だちとコミュニケーションが取れるようにはなりません。私たちが新宿などに行くと、周りにはたくさんの人がいますが、誰も友だちではありません。発達障害などで人とコミュニケーションの取れないお子さんをいきなり幼稚園に入れると、これに似たような状況が出来上がります。また、このような悩みを抱えたお母さんが、市などの相談窓口に行くと、紹介された所には、同じような悩みを持ったお子さんが集まってきます。ただでも、コミュニケーションが取れないお子さんが複数集まれば、一人より更に難しい状況が出来上がります。この問題を解決してくれるのが、子どもボランティアのサポートです。まずは1対1で、発達障害などのお子さんが、コミュニケーションを取りやすい子どもボランティアのお子さんと接して見ます。子どもボランティアのお子さんとはあらかじめ打ち合わせができているので、しっかり対応してくれます。1対1ができるようになったら、1対2、1対3と子どもボランティアの数を増やしていきます。1対複数ができるようになったところで幼稚園に入れれば、しっかりと人間関係を築くことができます。
現在、子どもボランティアは、高齢者のコミュニティとも連携し、一人ボッチの高齢者をサポートしています。この活動は、地域の高齢者の孤独死をなくす活動にもなると私は思っています。10月下旬、花園公園にレイズドベッドが設置されますが、花園公園緑のきずなの活動を通して、子どもボランティアの活動の輪がさらに広がると私は期待しています。
Comments